今年は、太平洋画会の誕生から120周年にあたります。
太平洋展は、一昨年コロナ禍のため中止となりました。
昨年も展示、内覧までは出来ましたが、一般公開は出来ませんでした。
幸いにも今年は、コロナ禍は終息していませんが、展覧会は出来るようになりました。
コロナ禍だけではなく、現在の世界情勢は大変なことになっています。
この様な時に、展覧会はどのような役割を担うことが出来るのでしょうか。
それは簡単に一つの答えに纏めることは出来ないでしょう。
ただ出品者は心を込めて作品を制作し、その作品が来場者の方々に感動と安らぎを与えることが出来たなら何よりなのかもしれません。
太平洋美術会は、この先130周年、150周年、200周年と、新しい時代に向かって躍進してゆき、素晴らしい作品を発表し続けてゆくように努力してまいります。
多くの皆様のご高覧、ご高評を切に願う次第です。
2022 年 5 月